社長メッセージ

2 モバイル分野におけるクレオの強み 1 モバイルインターネット市場の動向

モバイル事業の今後の展開

空白のモバイルインターネット市場で高いシェアを獲得します

ヤフーグループ企業のモバイル対応開発とともに
モバイルを利用したトータルソリューションで法人市場を開拓

モバイルのオープンインターネット化に伴い、現在、ヤフーグループ企業からモバイル対応の開発案件が相次いでいます。もともとヤフーグループ企業はネット関連企業がほとんどのため、インターネットへアクセスする端末としてモバイルが急伸長するなかで、そうしたモバイルユーザーを取り込む対応が迫られているからです。これは、PCサイトのモバイル版の構築、というのが開発の主な内容ですが、業界全体でモバイルエンジニアが不足していることもあり、開発支援の依頼は今後さらに増加すると思われます。ヤフーグループ企業数は20社以上(2007年9月末現在)に上るだけに、グループ企業のモバイル対応案件だけでも相当の需要が見込めます。
一方で、会計/人事給与パッケージ「CBMS ZeeM」や「筆まめ」など、クレオがこれまで培ってきた技術資産をモバイルに応用し、拡大展開することも急務です。業務システムとモバイルの連携は、グループウェアやSFA(営業支援)システムとの間で行われているケースは数多く見られますが、バックオフィス業務向けのシステムとモバイルを連携させる例はまだ少ないのが現状です。
たとえば、「CBMS ZeeM」との連携でまず対応を進めているのが、給与明細の発行や勤怠情報の入力・管理、経費清算の申請などの項目との連携です。これは、ユーザーとなる従業員がモバイルのWebブラウザやメールから各種の情報を入手したり、入力を行ったりすることができるというもの。こうした項目は従来、ペーパーで通知したり、タイムカードで管理するのが一般的ですが、モバイルを利用することで管理業務の効率化や迅速化が図れるだけでなく、紙資源などのコスト削減にもつながります。また、ユーザーが情報検索などプライベートでも頻繁に利用するブラウザを用いるため、導入時のコストや負担が少ないのが特徴です。
現在、ソフトバンクモバイルなどとも商談を進めており、モバイルを利用した業務ソリューションとして法人市場の開拓を狙っています。

プロアトラス

開発だけでなく、インターネット広告も含めた
付加価値の高いモバイルソリューションの提供をめざす

 

モバイル事業の展開として、最大のテーマとしているのが、ヤフーグループと連携した一般企業へのモバイルソリューションの展開です。
PCインターネットの世界は広告モデルでビジネスが成り立っていますが、現在の広告の主流はリスティング広告です。これは、検索エンジンの検索結果ページに有料でテキスト広告を表示するサービスで、この広告からスポンサーサイトにお客様を誘導するというもの。しかし、モバイルインターネットの世界は今、公式サイトしかほとんどサイトがない状況のため、たとえば、モバイルである商品を検索してもPCのように関連するサイトが出てきません。一般企業が商品やサービスの情報を伝えるサイトがないのです。しかし、モバイルインターネットも近い将来、PCインターネットのような使い方ができる世界が構築されるはずです。これは時代の潮流です。
つまり、今後短期間のうちに一般企業のモバイル対応のサイトを立ち上げる需要が急増することが予測されます。クレオにとって、これは大きなビジネスチャンスです。モバイル対応サイトという、現在ほとんど空白の巨大な市場を開拓していくこと。それが、クレオのモバイル事業の最大のテーマなのです。

クレオのモバイルソリューション
そこで、クレオではコストも手間もあまりかけずに簡単にモバイル対応のサイトを立ち上げるシステムとともに、リスティング広告を中心とした顧客誘導の仕組み作りも含めたモバイルソリューションの提供に取り組んでいます。PCインターネットとの最大の違いは、広告を出稿したくても、受け皿となるモバイルサイトを保有している企業がまだ3割にも満たないという点にあります。逆にサイトだけを立ち上げても、そこにお客様を誘導できなければ効果はありません。ですから、いかにお客様をサイトに誘導するか、その広告のしくみづくりも含めてヤフーグループ全体として提案していこうというわけです。それは、クレオがインターネット広告ビジネスという新たな分野に参入することも意味します。開発ビジネスだけでなく、ヤフーグループと協調しながらインターネット広告の領域まで関与することで、より付加価値の高いビジネスが展開でき、利益率も高くなると考えています。
このように、クレオは、モバイル事業を新たな成長の起爆剤ととらえ、モバイルソリューションの提供にリソースを集中させ、「モバイルに強いクレオ」として新たな収益基盤を築いていきます。

クレオのモバイルソリューション
 

VOICE 箕作 大
モバイルインターネットをPCインターネット以上に便利な世界を創り上げることが、クレオの使命。

箕作 大これから、PCの操作よりも携帯電話に慣れたモバイル世代が社会に次々と進出してきます。企業にとってモバイルへの対応はますます重要なテーマであり、早急に対処しなければならない課題となっています。モバイル事業部では、モバイル広告出稿ならびにHP制作・運用を簡単低コストで実現できるソリューションの提供を今後大きく展開する予定です。現在、そのためにグループ企業と協業し、大きく空白となっているモバイルインターネット市場でグループとして高いシェアを獲得するためのしくみづくりに取り組んでいます。情報インフラとしてモバイルの活用を検討する企業が増えるなか、クレオの使命は、ヤフーグループ企業と連携しながら、モバイルインターネットをPCインターネットと同等、またはそれ以上に便利な世界を創り上げることにあります。モバイルのオープンインターネット化を追い風に、クレオはモバイルソリューションという新たな事業ステージで存在感を発揮していきます。

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一年半に渡りシリーズでお届けしている「社長メッセージ」
の連続掲載は、VOL.4をもちまして一旦終了となります。
今後ともお引き立ていただきますようお願い申し上げます。