社員インタビュー
K.K(管理職・1997年入社)
20代で管理職になったことには大きな意味があった
早くから責任のある立場につけたことが自分の成長に繋がった
1997年入社で、同期は35名くらいだったと思います。入社当初からずっと新聞の「組版」システムに関わってきました。
入社して5年目にプロジェクトリーダー、その後チーフ、担当課長、部長と駆け上がってきました。チーフの時代は1年しかなく、これは社内で一番短いのだそうです。
担当課長になったのは20代、部長に昇進したのは30代です。早くから責任のある立場につけたことが、自分の成長に繋がりました。部長の肩書がついてからは損益の目標管理や営業活動もミッションになりました。言われたことだけをやるのではないこと、「プロの気概」を持つことも重要だと思っています。
入社5年、6年くらいまでの若い世代には、精力的に活動できるうちに、管理職を目指してほしいと思います。大学の同級生にはもっと大企業に入った人もいますが、役職についている人はあまりいません。本当に大企業がいいかどうかはわからない、ネームバリューより中味です。
お客様とも長い関係、繋がりが持てる
お客様とは長く付き合い信頼しあえる関係になることが大切です。今も飲みに行くと昔の苦労話で盛り上がります。「一緒に徹夜した」「あのとき、完璧だって言い切ったよなぁ」など、共有体験があります。
お客様と長い関係、繋がりが持てると、自分の意見を言うことができます。自分の思ったもの、考えたことが目に見える形になることが、やりがいにつながります。
新聞なので、電車の中で他の人が読んでいるところを目にするときなどにも、「あれは自分の仕事だ」などと感じることができますね。
「電子化」の波はありますが、日本は「紙」を好む文化があると思います。システムは安定してきていて、大きな変化ありませんが、まだまだこの「組版」という仕事は続くと思っています。
「会社」に惹かれた
数学科の出身だったので、友人は銀行などに就職した人も多いのですが、私は銀行や営業もピンとこなくていろいろ説明会に出向いていました。携帯のキャリア系企業などにも行きました。決してITだけを目指していたわけではないですね。
一社内定が出た後でしたが、クレオの説明会も予約していたので訪問しました。内定があって自分がリラックスしていたせいか、雰囲気がいいと感じていたせいか、当時の担当者に声をかけられて次の面接の予約をするなど、とんとん拍子に進んで採用が決まりました。他社の内定は断って入りました。
社風がよかったとかではなく、「会社」に惹かれたんですね。
このとき感じた「雰囲気」は入社後も印象は変わりません。先輩、上司はみな面倒見がいいし、仕事仕事というガチガチの感じがないんです。
就職活動アドバイス
まずはずっと続けたいことを探してほしいです。
今は、私のころより「転職」もしやすくなっていますが、仲間と一緒に長く仕事をすることは大事です。面接のための通り一遍のトークは、必要なのでしょうが、本当に自分がやりたいことを自分の言葉で話してください。
フィーリングも大事です。いろいろ回って「やっぱりここ!」と感じたところに決めてほしいですね。
※内容、所属部署などはインタビュー時点のものです