自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ (会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得)
2016年10月31日
当社は、平成28年10月31日開催の取締役会において、以下のとおり、会社法第459条第1項及び当社定款第39条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
- 自己株式の取得を行う理由
本件自己株式の取得は、資本効率の向上による企業価値の向上および株主還元の拡充を目的とし、かつそれらを機動的に実行することを目的として実施いたします。
当社の資本政策は、1)株主還元、2)投資余力の確保、3)財務安定性の維持、の3つの視点のバランスを重視することを基本としております。
この方針に基づき、「財務安定性の維持」を前提とした資本政策のあり方について検討した結果、当社は自己資本比率が相対的に高い状態にあることから、財務安定性を維持する上で理想的な自己資本比率を70%と定義し、それを上回る自己資本については、資本効率性の観点から、株主還元の原資に充てることが望ましいと判断いたしました。
次年度以降についても本方針は継続し、前会計年度末時点の自己資本比率から当年度の自己株取得の原資に充当する額の上限を算出の上、自己株式取得の実施について検討する予定です。 - 取得に係る事項の内容
(1) 取得する株式の種類 普通株式 (2) 取得する株式の総数 300,000株(上限) (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合3.5%) (3) 株式取得価額の総額 100,000,000円(上限) (4) 取得期間 平成28年11月1日~平成29年10月31日 (5) 取得方法 信託方式による市場買付 発行済株式総数(自己株式を除く) 8,650,369株 自己株式数 586,950株 - 取得済み株式の取扱方針について
本件自己株式の取得にあたり、平成28年9月末時点で保有する自己株式(586,950株)は平成28年11月10日に全株を消却いたします。
以上