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株式給付信託(J-ESOP)の導入に関するお知らせ

2020年5月21日

当社は、本日開催の取締役会において、当社の株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、経済的な効果を株主の皆様と共有することにより、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めるため、当社の従業員及び当社の子会社の執行役員(以下「対象従業員」といいます。)に対して自社の株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」(以下「本制度」といい、本制度に関してみずほ信託銀行株式会社と締結する信託契約に基づいて設定される信託を「本信託」といいます。)を導入することにつき決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
また、当社は、同取締役会において、当社の取締役及び執行役員並びに当社の子会社の取締役を対象とする新たな株式報酬制度として「株式給付信託(BBT)」(以下「BBT」といいます。)を導入することを決議し、BBTに関する議案を2020年6月23日開催予定の第47回定時株主総会に付議することといたしました。BBTの詳細につきましては、本日付「株式給付信託(BBT)の導入に関するお知らせ」をご参照ください。

1. 導入の背景

当社は、対象従業員の帰属意識の醸成や株価上昇に対する動機づけ等の観点から、インセンティブプランの一環として従業員向け報酬制度のESOP(Employee Stock Ownership Plan)の導入について検討してまいりましたが、今般、対象従業員に当社の株式を給付し、その価値を処遇に反映する報酬制度である「本制度」を導入することといたしました。

2. 本制度の概要

本制度は、予め当社及び当社の子会社が定めた株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした対象従業員に対し当社株式を給付する仕組みです。
当社は、対象従業員に対し役職及び業績等に応じてポイントを付与し、一定の条件により受給権を取得したときに当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。対象従業員に対し給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものとします。
本制度の導入により、対象従業員の株価及び業績向上への関心が高まり、これまで以上に意欲的に業務に取り組むことに寄与することが期待されます。
なお、本制度における信託の設定時期、金額等につきましては決定次第改めてお知らせいたします。

<本制度の仕組み>

1. 当社及び当社の子会社は、本制度の導入に際し「株式給付規程」を制定します。

2. 当社は、「株式給付規程」に基づき対象従業員に将来給付する株式を予め取得するために、みずほ信託銀行(再信託先:資産管理サービス信託銀行)に金銭を信託(他益信託)します。

3. 本信託は、2で信託された金銭を原資として当社株式を、取引所市場を通じて又は当社の自己株式処分を引き受ける方法により取得します。

4. 当社及び当社の子会社は、「株式給付規程」に基づき対象従業員にポイントを付与します。

5. 本信託は、信託管理人の指図に基づき議決権を行使します。

6. 本信託は、対象従業員のうち「株式給付規程」に定める受益者要件を満たした者(以下「受益者」といいます。)に対して、当該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付します。

以上

株式給付信託(J-ESOP)の導入に関するお知らせ